みなさん、こんにちは。
睡眠時無呼吸症候群の治療には主にCPAP療法やマウスピース療法、
外科的手術が行われていると過去の記事にも書いたかと思いますが、
それらの治療の補助として、薬が処方されることがあるようです。
その中の一つが
ダイアモックス錠です。
この薬は、重度の睡眠時無呼吸症候群には効果が得られないようですが、
軽度の場合いびきなどを抑えることができるという薬だとのこと。
ダイアモックス錠は体の余分な水分を取る作用がある薬で、
緑内障の治療に主に使用されています。
人の腎臓や能、目など体内のいろいろな所に存在する炭酸脱水酵素という
酵素があるのですが、この薬はその酵素の働きを抑制し、それによって
以下のような作用が見られます。
○利尿作用(ただ、利尿薬としては作用が弱いため、むくみの治療にはあまり用いられません)
○眼圧低下作用(緑内障に有効)
○抗てんかん作用(脳の異常な興奮を鎮める)
○その他の作用(利尿作用によるメニエール病やPMS(月経前緊張症)の症状を和らげる、呼吸性アシドーシスや睡眠時無呼吸への効果)
飲み合わせに注意しなければならない薬が多いので、
他に薬を服用しているという方が服用する場合は注意が必要です。
飲み合わせによって副作用が出やすくなることもあるとのこと。