みなさん、こんにちは。
睡眠時無呼吸症候群は寝ている間に呼吸が止まってしまったり、低呼吸になり
脳などにもダメージを与えてしまう病気ですが、一人暮らしなどをしていて
一緒に寝る人がいない場合、なかなか自分が病気だと気付かないということもあります。
知らないうちに進行してしまうのは怖いですよね。
睡眠時無呼吸症候群に悩まされる人のために、2011年に早稲田大学人間科学部の
可部明克教授のゼミが、
"じゅくすい君"というクマのぬいぐるみを改造した
ロボットを開発しました。
じゅくすい君は、クマのお腹の部分を枕として使い、"ミニじゅくすい君"を
指にはめて就寝、本体内蔵のマイクが検出したいびき音や、
ミニじゅくすい君で測った血中酸素濃度の低下から無呼吸を判断します。
すると、じゅくすい君の腕が動いて顔などに刺激を与えて姿勢を変えさせ、
それによって気道を確保ができる、というものです。
一般的に睡眠時無呼吸症候群の治療にはマウスピースや特殊なマスクなどを
装着することが多いそうですが、じゅくすい君は見た目も可愛らしく、
機械に抵抗がある人でも受け入れやすく、期待が寄せられているようです。
今後商品化されて、睡眠時無呼吸症候群に悩む患者さんたちを助けて欲しいですね!
ちなみに、睡眠時無呼吸症候群を患っている方は、
仰向けよりも横向きで寝た方が
症状が緩和されるそうですよ。