みなさん、こんにちは。
タバコは百害あって一利なしと常々言われていますが、
日常的にタバコを吸っている人にとって、禁煙するのは簡単なことではないでしょう。
タバコに含まれているニコチンへの依存率は麻薬であるヘロインと
同じくらいだと言われています。
さて、
タバコは睡眠時無呼吸症候群にも影響を与えるということ、
みなさんはご存じでしょうか。
タバコを吸っていると気道周辺に炎症が起こり、気道が狭まってしまいます。
それによって、寝ている時に無呼吸が起こりやすくなるのです。
タバコを吸っているとがんや呼吸器疾患、循環器疾患、十二指腸潰瘍などにも
断然かかりやすくなります。
放射線影響研究所の研究によると、20歳までに喫煙を開始した人の余命は、
タバコを吸わない人に比べて、男性で8年、女性で10年短くなるとのこと。
それをタバコ1本当たりに換算すると、1本で約14分寿命が短くなる、
ということになります。
塵も積もれば山となる……ではありませんが、吸えば吸うほど
寿命が短くなってしまう、と考えると恐ろしくありませんか?
睡眠時無呼吸症候群の予防や治療のためだけでなく、
体全体の健康のためにもタバコはできる限りやめてもらいたいものです。